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1. なぜQHMからhaikへと名称変更をしたのか?

 今まで作成してきたQHMにQHMVer6(haik)にバージョンアップしても、プラグインの一部で使えなくなったものもありますが、だいたい機能しています。今までのQHMのバージョンアップと何も違わないのです。従来のプラグインもほぼ問題なく使用できます。実際に弊社の従来のホームページでもQHM ver6.0.3 haikにしてQHMを稼働させています。

 では、なぜ名称変更をしてまでしてわかりずらくしているのでしょうか?いくつか私の所にもhaikになったら、従来作成したホームページはどうなるのかという質問をいただきました。

 これは販売方法の変更に伴ったための名称変更であると思いました。従来のQHMは19,800円で、pro版にできるということで販売していました。いわゆる「無料版」と「pro版」の違いはプラグインの数に圧倒的な差がありました。しかし、これもpukiwikiの公式サイトでダウンロードできるものが大半です。北研の独自プラグインもありますが、pukiwiki公式サイトで公開しているプラグインに手を少し加えたものがほとんどでした。ですので、QHMpro版もpukiwikiを理解できれば、必要かな?と思えるものです。しかし、一般の方でしたら、19,800円出した方が簡単にホームページが公開できるのですから価値はありました。

 QHMpro版が公開されて約6年の月日が過ぎ、WEB上には無料でホームページ作成ができるシステムがたくさん公開されるようになりました。ということは、QHMpro版の購入者も激減したものと思われますので、販売方法をQHM本体ではなく、スタイルデザインの販売へと方向転換したのでしょう。

 しかし、これも従来のQHMですので、自分自身でスタイルを書けば無料でできる訳ですが、レスポンシブデザイン、いわゆるスマホ対応になるとCSSも書く量が従来の倍くらいになるので、なかなか難しいということで、北研のhaikのスタイルを購入するということになるのでしょう。そのためにhaikのスタイルデザインをより作成しやすくしたのが今回の名称変更になったいきさつではないでしょうか。また、旧来のQHM(ver.6以前)で使用していたプラグインについても、ほぼ問題なく稼働しますが、使用できないものもありますので、そのサポートを打ち切りたいということもあるでしょう。サポート対象外と成ってしまったプラグインについて、どうしても稼働させたいとなると、自力でプラグインの改変をしなくてはならなくなるということです。うまく稼働できなくなってしまったプラグインについては、他に同じような物がないかpukiwiki公式サイトで探したほうがいいかもしれません。

2. 旧QHMサイトをスマホ対応(レスポンシブデザイン)サイトに変えたい

 haikのデザインを北研で10つ作成していますが、どれも皆同じような見せ方ですので、個性がないですよね。これを皆が使ったら同じようなサイトがいくつもできてしまいます。今現在のサイトのイメージのまま、スマホ対応にできたらいいのにと思っている方は多いのではないでしょうか。そんなことが出来るように詳しく説明していきたいと思いますが、全てのサイトが出来るわけではありませんので勉強してみたのに無駄だったということもありますのでご了承ください。

 そもそもhaikとはどのような仕組みになっているのかを知ることが大事です。「haik_seed」という無料のhaikデザインを例にして説明していきます。デザインに関係するのは14個のファイルの中の「main.css」です。テキストエディタでファイルを開いてみると、文字がずらっと並んでいた、なんだかわかりませんね。このままだと、解りづらいのでファイルに改行を入れて、整理したファイルがありますので、こちらからmain.cssをダウンロードしてください。このファイルをダウンロードしてエディタで開くと、随分とわかりやすくなったと思います。これからはこのファイルを使って説明していきたいと思います。ダウンロードできましたら、このファイルを「haik_seed」フォルダの「main.css」を上書き保存してください。上書きする前に「main.css」を別の場所に移動させておいたほうがいいですよ。いつでも元にもどれるようにしておいてください。